篠座の里神楽(篠座神社)

【祭礼日】4月20 or 21日
【場 所】篠座神社(大野市篠座42-5)

【日 程】19:15~19:45

篠座(シノクラ)神社は、延喜式神名帳に掲載される式内社で、今年が鎮座1300年に当たり奉祝大祭が行われることになりました。

篠座の里神楽は大祭の二日目に篠座神社で披露されました。上演時間が通常年と変わらない30分だったので、内容は省略されていないと思います。

篠座の里神楽(篠座神社では獅子神楽という)は、村人が五穀豊穣を願い獅子舞を奉納したのが始まりと言われており800年以上の歴史があり、また大野市の蕨生(ワラビョウ)・稲郷(トウゴウ)・木本領家(コノモトリョウケ)の里神楽の原型と言われています。

【出演者】春日大明神・奥方(お多福面面を被り、右手に鈴を左手に扇を持つ)・天狗・獅子(一人立ち)。囃子方(小太鼓5人・笛4人)。

【獅子神楽のあらすじ】篠座神社HPによれば次の通りです。

獅子と天狗が舞を舞っている所へ春日大明神が奥方と通りかかります。「持ち合わせのお酒がございますので、飲み交わしましょう」と天狗と春日大明神は、酒を飲み交わします。

そのうち酔いのまわった春日大明神が、自分の持ってきたお酒を指して 「結構なお酒で」 と言ったことで二人は大笑いをします。

酔いつぶれた春日大明神と天狗が目覚めると、そこに獅子がいるのを見つけ、「これ、その方、何者なり」と問います。獅子が「ウーホー、俺は獅子王なり。その方こそ何者なり」と問います。

それに対し天狗は 「わしは、鞍馬の山の大天狗」と答えます。これを獅子は 「鞍馬の山の赤大根」と聞き間違えます。それを聞いた天狗と春日大明神は 「赤大根だとは、大きな見間違い、聞き違い」 と言って大笑いします。

ますます機嫌の良くなった二人は、獅子を誘って三番叟を舞い、乱獅子を舞います。最後に天狗の舞があります。


 

天狗と獅子の乱舞を春日大明神と奥方が見る

 

天狗と春日大明神が酒を飲み、踊る

 

天狗と春日大明神が酔って眠る         奥方が春日大明神を介抱する

 

三番叟

 

 乱獅子                  天狗の舞

篠座芸能祭り

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