拾五夜祭・獅子舞と練り(若宮八幡宮)

【祭礼日】9月最終土曜日
【場 所】若宮八幡宮(木曽郡上松町本町通1-763)

【日 程】19:30(神事)、19:50~20:15(獅子舞)、20:15~21:15(直会)、21:15~深夜(神楽のお練り)

若宮八幡宮の脇にある摂社で神事が行われた後、若宮八幡宮拝殿で宮司による湯神楽が舞われます。その後拝殿で獅子舞が奉納されます。

拝殿右側に「神楽」と呼ばれる担ぎ屋台が置かれます。神楽は、担ぎ台の上に大太鼓と締め太鼓が据えられその上に大振りの紙垂を重ね、さらにその上に三層の傘が据えられています。それぞれの傘の下には三角の丁子袋(チョウジブクロ)(匂い袋)がびっしりと吊り下げられています。担ぎ棒は角棒1本だけです。

獅子舞の囃子方は、神楽の大太鼓と拝殿に立つ一人の笛と拝殿前の広場で奏す数人の笛です。獅子舞の舞い方を含め祭りに参加する皆さんの衣装は、日月を模した模様入りの紺の着物です。

獅子舞の最初は二人立ち獅子舞で、先の一人は獅子頭を被り右手に鈴を持って舞い、後ろの一人は胴幕には入らず胴幕を手に持ちます。

次も二人立ちの獅子舞ですが、舞い方が二人とも代わり獅子頭を被る先の一人は女装しています。胴幕を広げて舞う獅子舞を「のさのしき(幣の式)」といいます。

次は一人立ち獅子舞で、先ほどの女装した一人が獅子頭を被り、右手に鈴を左手に御幣を持って舞い、次に黄地に柿色の渦巻き模様の傘を持って舞います。胴幕なしの一人立ちで採り物を持って舞う獅子舞を「のさののさ(幣の幣)」といいます。

獅子舞が終わると、拝殿内と拝殿前の広場で1時間ほど直会となり、その後、神楽を担いで神楽の大太鼓と手に持つ締め太鼓と笛を囃しながら、若宮八幡宮周辺の上町を深夜まで練り歩きます。

来年は獅子舞に代わって、3年毎に行われる「芸習い(ゲイザライ)」と呼ばれる「獅子狂言」があるそうです。

 

湯神楽                                  笛 方

 

     神 楽                             獅子舞(幣の式)

 

 獅子舞(幣の式)                          獅子舞(幣の幣)

 

獅子舞(幣の幣)                             直 会    

 

神楽のお練り

  

十五夜祭・獅子舞と練り(若宮八幡宮)

十五夜祭・芸習い(若宮八幡宮)

  

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