御柱祭(諏訪大社下社里曳き)

【祭礼日】5月中旬
【場 所】諏訪大社下社春宮(諏訪郡下諏訪町大門193)・秋宮(諏訪郡下諏訪町5828)

【日 程】下社春宮里曳き(一日目8:00~三日目10:00)、秋宮里曳き(一日目11:00~三日目16:30)、神賑わい(一日目8:30~16:00、二日目8:00~19:30)

諏訪大社の御柱祭は、御柱を山から里へ曳き出す山出しが4月に、神社までの道中を曳き御柱を各社殿の四隅に建てる里曳きが5月に行われます。上社・下社でそれぞれ行われます。

下社の里曳きは、春宮・秋宮とも注連掛から始まり1.3Km南下して春宮に着きます。春宮一の御柱は一日目で春宮木落し・冠落し・建御柱を全て終わります。春宮二と四の御柱は一日目に冠落しまでを終え、二日目午前中に建御柱を行います。春宮三の御柱は三日目午前中に冠落しと建御柱を行います。

秋宮一~四の御柱は春宮木落しを経て、春宮の南にある下馬橋で一日目を終えます。二日目に秋宮一~三の御柱は、下馬橋から南下し、春宮大門南を左折し街中をゆっくりと東へ進み、春宮から1.6km先の秋宮に入り、ここで二日目の曳行を終え、三日目に冠落しと建御柱を行います。四の御柱は秋宮手前の四ツ角で二日目を終え、三日目に秋宮に入り冠落しと建御柱を行います。

一日目と二日目、秋宮御柱が街中を進むのと並行して神賑わいと呼ばれる騎馬行列(第一区と第三区)・長持ち行列・民謡流し・神輿渡御などが行われます。

これらの行事のうち、二日目の午前中に騎馬行列と長持ち行列を、午後から春宮二の木落しと騎馬行列を見学しました。

長持ちは2日間に亘って90地区が賑やかに行列を出します。その昔、御柱祭に必要な道具や曳き子の昼食などを届けるため、長持ちに入れて運んだのが始まりといわれます。現在はそれらは入っていませんが、棹をしならせれるため100kgほどの重さに調整しているそうです。長持ちは前二人、後ろ一人で担ぎます。(愛知県岡崎市の菅生祭りの長持ちとよく似ています)

春宮の木落しは、春宮一と二の御柱の木落しは急坂で行い、三と四の御柱は緩い坂で行います。春宮二の木落しは急坂で行われ危険が伴うため、立ち入り制限が厳しく近くでは見学出来ませんでした。

 

横川区長持ち

 

小尾口区長持ち                            小井川区長持ち

 

春宮二の御柱                               春宮木落し坂

 

春宮二の御柱木落し                              春宮境内

 

騎馬行列(第三区)

御柱祭(諏訪大社上社川越し) 

御柱祭(諏訪大社上社建御柱)

御柱祭(諏訪大社下社里曳き)

 

祭りの栞(トップ)

inserted by FC2 system