式年大祭(戸隠神社・からす踊り)

【祭礼日】4月26日~5月26日(丑・羊の年)
【場 所】戸隠神社中社(長野市戸隠3506)・宝光社

【日 程】4/26(大祭執行奉告祭)、5/6(渡御の儀)、5/10(柱松神事)、5/16~23(神楽祭り)、5/24(還御の儀)、5/26(大祭終了奉告祭)

戸隠神社は戸隠山の麓に、奥社・中社(チュウシャ)・宝光社(ホウコウシャ)・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来2000年余りに及ぶ歴史のある神社です。

式年大祭では、宝光社の神様が御父神である中社の神様のもとに渡御され、父子のご対面をなされ、約2週間の御同座を経て宝光社へ還御されます。

【からす踊り】5月9日12:00~12:30、戸隠神社式年大祭の行事の一つとして、中社本殿と本殿前庭で飯山市木島平のからす踊りが奉納されました。

からす踊りは、長野県北部から新潟県南部一帯に広く分布していますが、元を辿れば戸隠修験道に端を発していると言われています。明治時代に入り、神仏分離令・廃仏毀釈等に始まる一連の宗教政策により衰退していましたが、木島平では1999年に復活し、2004年に飯山市の無形民俗文化財に指定されました。

【太々神楽】同日13:00~13:45、中社本殿で太々神楽10座のうち、降神の舞・巫女の舞・岩戸開きの舞・直会の舞の4座が奉納されました。4座とも速い動きの舞です。本殿内での太々神楽は撮影禁止ということで見学だけしました。式年大祭の間、4月27日~5月25日の毎日13:00から中社本殿で奉納されます。

10座の舞名は次の通りです。月並祭(6:30~8:30)では10座全て舞うそうです。

降神の舞・水継(ミズツギ)の舞・身滌(ミソギ)の舞・巫女の舞・御返幣(ゴヘンベイ)の舞・吉備楽(キビガク)の舞・三剣(サンケン)の舞・弓矢の舞・岩戸開きの舞・直会の舞。

 

       からす踊り(本殿)                        からす踊り( 囃子方)     

 

からす踊り(前庭)

 

からす踊り(前庭)

式年大祭(戸隠神社・からす踊り)

式年大祭(戸隠神社・松柱神事)

式年大祭(戸隠神社・神楽獅子)


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