【祭礼日】3月下旬(卯・酉年)
【場 所】小野神社(塩尻市北小野175-1)・矢彦神社(上伊那郡辰野町小野3267 小野神社の南隣=飛び地)
【小野四の御柱の日程】8:30(神事)、9:00(曳行開始)、10:00~10:45(頼母タノモ会の憑タノメ飛躍太鼓・朋友会の紙舞傘踊り・子供木遣り)、11:00(奉置所到着)、11:40(神事・御神酒拝戴・万歳三唱)
昔から「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と言われるほど、小野の御柱祭に参加する人々の衣装は煌びやかです。3月26日、前日からの大雪で背景が白一色となり、煌びやかさは一層増しました。
信濃国二の宮、小野神社の御柱祭は白鳳元年(673年)に始まったとされ、1300余年の長い歴史を今に伝えています。地元の人に言わせれば、諏訪大社の御柱祭よりもこちらの方が歴史が古いのだそうです。
【小野神社の御柱祭日程】2016/7/3(見立て)、7/17(注連掛け祭)、11/20(元伐り祭)、2017/1/15(綱縒り祭)、3/25~26(山出し祭)、5/3~5(里曳き・建御柱)(矢彦神社も若干異なりますが、小野神社に準じた日程で行われています)
小野神社の氏子区域は旧東筑摩郡の小野地区、矢彦神社の氏子区域は上伊那郡の辰野地区となっています。
【御柱の長さ】小野一の御柱=5丈5尺、二の御柱=5丈、三の御柱=4丈5尺、四の御柱=4丈(12.1m)と5尺ずつ短くなっています。江戸時代は1丈ずつ短くなっていたので、四の御柱は2丈5尺(7.6m)しかなかったそうです。
御柱の樹木種は小野神社が赤松、矢彦神社は樅です。因みに諏訪大社は赤松です。曳き綱の長さは33尋(60m)です。
【小野四の柱】3月26日の小野四の御柱の山出しは、宮前区が担当区(御柱の曳行。木遣り10人、子供木遣り15人)で、大出オオイデ区は協力区(ラッパ隊10人と曳き子)となっています。
前日25日の小野三の御柱の山出しの場合は、大出区が担当区、宮前区は協力区となっています。(担当する御柱は回ごとに順番に変わるようです)
矢彦神社の場合は御柱ごとに担当する区が固定で決まっているようです。
小野四の御柱 神事
木遣り
大出区ラッパ隊 曳 行
子供木遣り 曳 行
木遣り 頼母会憑飛躍太鼓
朋友会の紙舞傘踊り 子供木遣り
木遣り 御柱を定位置へ