島田髷まつり(鵜田寺)

【祭礼日】9月第三日曜日
【場 所】鵜田寺(島田市野田1195)

【日 程】12:00(手踊り=島田市役所前)、12:50(手踊り=JR島田駅前)、13:15(手踊り=おび通り南側広場)、13:45(髷娘休憩)、15:05(手踊り=島田市民病院前広場)、15:30(手踊り・髷供養感謝祭=鵜田寺)

「島田髷まつり」は、島田髷の考案者とされる島田出身の大磯の遊女「虎御前」を偲ぶ祭りで、1933年9月19日に行われた虎御前感謝祭が始まりといわれています。その後一時中断などを経て1968年以降は毎年実施され今年が第62回になります。

髷まつりに参加する女性は島田市内だけではなく静岡県外の方も多数参加され、今年は4才の幼児からミセスまでの62人が参加されたとのことです。

島田髷まつりの特徴は参加される方の殆どが地毛を結った髷で、かつらを使用する人は稀にしかいません。このため島田市内の17軒の美容院が朝7時から髪結いに奮闘されたそうです。結い髪の種類は23種にもなるそうです。

髷娘の皆さんは揃いの浴衣に丸帯・袋帯等で装い、髪結いをして頂いた美容院の名前と髪形の名前が描かれた団扇を帯の背に挿しています。

11時頃、祭りの集合場所である島田市役所前に着くと周りはカメラマンばかりでしたが、時間が経つにつれ一般の見学者も増えてきました。

時間になると広場のロータリーを囲んで、小さい子たちを中に入れて二重の大きな輪になり、車に付けられたスピーカーから流れる歌に合わせて手踊りが始まります。手踊りの歌は島田ばやし」 「島田おどり」 「島田髷小唄」 「島田髷音頭」の4曲あり、各会場で3曲ずつ踊ります。

島田市役所前での手踊りが終わると、髷娘の皆さんは「島田まげ祭」の幟を先頭に2列になってJR島田駅前に向かいます。島田駅前とおび通り南側広場での手踊りの後、休憩し15時頃、島田市民病院前広場へ大型バス2台で乗り入れ手踊りを披露します。

最後に、島田市民病院近くにある虎御前の菩提寺鵜田寺(ウダジ)に移り、境内で手踊り4曲を奉納した後、本堂で髷供養感謝祭が行われます。

 

島田市役所前

   

日傘をさして移動                                 島田駅前   

   

    おび通り南側広場                               冷たい水と遊ぶ   

 

島田市民病院前                                   鵜田寺  

   

祭りの栞(トップ)

 

inserted by FC2 system