焼津の荒祭(焼津神社)

【祭礼日】8月12~13日
【場 所】焼津神社(焼津市焼津2-7-2)

【日 程】12日7:00~11:00(幟かつぎ参り・神ころがし神事=神社)、14:00(神職・区長・総代の潔斎=浜行き)、21:00(御神楽(オカグラ)祭=神社)、13日8:00(例祭=神社)、8:30~14:45(獅子木遺り・子供神役(ジンヤク)巡行)、10:00~23:00(神輿渡御)、20:10~20:30(御神子(イチッコ)・流鏑馬神事=焼津御旅所)

「焼津の荒祭(アラマツリ)」は東海一の荒祭といわれ、白装束の男たちが担ぐ2基の神輿が13時間もかけて市内の6Km余を勇壮に巡幸しますが、荒祭の「荒」は荒々しいではなく、純粋かつ素朴な気持ちで神様に向き合うという意味なのだそうです。

一番の見どころの神輿渡御などを見学したかったのですが、足を痛め1ヶ月ほど静養して初めての祭りでしたので、今回はさほど歩かずに済む初日の「幟かつぎ参り」と「神ころがし神事」だけを見学しました。

焼津では子供が生まれると「奉納焼津神社」の幟に子供の名前を書き入れ、これを持って焼津神社にお参りし御祈祷を受けます。これを3年間続けますが、1年目の赤ちゃんは「神ころがし」の儀式を受けます。

二人一組の神社総代が赤ちゃんの頭と足を持って「アンエットン」の掛け声とともに3回転させます。多くの赤ちゃんは大きな声を上げて泣きますが、泣き声が大きければ大きいほど元気に育つといわれます。焼津神社の氏子域外からも多くの赤ちゃんが連れてこられるそうです。

 

奉納された幟                              神ころがし

 
神ころがし

 

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