下多賀の鹿島踊り(下多賀神社)

【祭礼日】7月13日
【場 所】下多賀神社(熱海市下多賀1374-1)

【日 程】17:45(踊り手のお祓い=社務所)、18:00(式典)、18:10~18:30(鹿島踊り)

「鹿島踊り」は、茨城県鹿島神宮の神人による疫神送り(悪霊祓い)がその起源といわれ、千葉県、及び神奈川県西部から静岡県伊豆半島東部の沿岸部に伝播しています。下多賀では下多賀神社の10月の例大祭中で行われますが7月の天王祭の中でも行われます。

鹿島踊りの参加者が社務所兼公民館の中で白張浄衣(ハクチョウジョウイ)に着替えた後、神職が鹿島踊りの参加者を社務所でお祓いする儀式が行われます。その後、神職2人を先頭にして氏子関係者約20人と鹿島踊り代表2人が行列を組んで神社拝殿に入り天王祭の式典を行います。

式典が終わると、拝殿前の境内広場で神職2人と氏子代表者1人が床几に腰掛けて見守る中、鹿島踊りが奉納されます。

締め太鼓打ち1人・歌上げ2人・お鏡(太陽と月)持ち2人を囲むようにして、右手に白扇を左手に弊束を持った踊り手15人が円陣を組みます。全員、白張浄衣の白装束姿に侍烏帽子を被り素足に草履を履いています。踊り手の周りを背広姿の警護役10人が長さ2mほどの角棒を持って囲みます。

踊りは最初円形で行い、次に方形(列形ともいう)となり円形・方形を交互に行い最後は円形になります。方形の時の向きは最初は神前方向、次は神前の反対方向、次は神前に向かって右方向の順です。太鼓打ち・歌上げ・お鏡持ちは、常に踊りの真ん中にいて神前方向を向いています。

鹿嶋踊りの奉納は10数分で終わり、その後、社務所で直会が行われます。

 

参加者をお祓い                                  祝詞奏上 

 

   鹿島踊り(円形)                           歌上げ・太鼓・お鏡

 

        警護役                                   鹿島踊り(円形)

 

 鹿島踊り(方形)                             鹿島踊り(円形)

 

鹿島踊り(方形)

祭りの栞(トップ)

 

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