吉原の祇園祭

【祭礼日】6月第二土・日曜日
【場 所】吉原本町通り周辺(富士市吉原1・2丁目)

【日 程】土曜日13:00~15:00(山車引き回し=吉原本町通り周辺)、15:00~15:45(女神輿&餅投げ=岳南電車吉原本町駅付近)、16:00~(宮太鼓競演=吉原本町通りの三ヶ所)、 18:00~21:00(山車引き回し=吉原本町通り周辺)、
日曜日早朝(浜行き)、12:00~(神輿渡御 =六神社)、15:00~(三社けんか神輿=市河たばこ店前)、18:00~21:00(山車引き回し=吉原本町通り周辺)  

吉原祇園祭は、京都祇園祭の流れをくみ悪霊・疫病を退散させることを祈願して江戸時代から行われ350年余の歴史があります。

天神社・木之元神社・八坂神社・八幡宮・山神社・和田八幡宮の六社合同の祭りで、氏子24町内から21基の山車や屋台が、また六社の神社からそれぞれ神輿が出ます。

【山 車】山車の引き回しは、万治3年(1660年)、依田橋の住人が船に車輪をつけて引き回し大練りとなったのが始まりとされています。

吉原の山車・屋台は、八王子型・川越型・高欄型・雛段型・屋台型の山車と舞台屋台の6種があり、吉原が東海道東西文化の交流点であることをよく表しています。祭りの最後には各町の山車・屋台が集まって競り合いが行われ盛り上がります。

【神 輿】神輿も特徴的で、神輿の姿が埋もれて見えなくなるほど山のように笹を取り付けます。神輿巡幸を終えた後、この笹を抜き取って家の軒先に飾ると厄払いになるといわれています。

吉原では神輿は担ぐものでなく揺するものとされています。災厄をもたらす神や病魔が出入りする空間とされる町堺で神輿を激しく揺すり災厄を防ぎ祓います。また、けんか神輿といわれるほど荒っぽい神輿で、隣り合った神社の境界に入ることは御法度になっています。(特に六社のうち四社は互いに近接しています)

【宮太鼓】神輿が来る事を知らせる太鼓で「ふれ太鼓」とも呼ばれ、大太鼓を二人の叩き手によって打ち鳴らします。

 

六軒町宮太鼓                     八坂神社神輿

 

     三社けんか御輿                         本町一(八王子型山車)

 

  六軒町(川越型山車)                        本町二(舞台屋台)

 

          傳馬町(高欄型山車)                日吉町(屋台型山車)

 

  依田原一・二/四(雛段型山車)               依田原四(雛段型山車)    

 

競り合い(昭和通り・依田原四)                    山車引き回し終了    
   

祭りの栞(トップ)

 

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