御田植祭（井伊谷宮）

【祭礼日】５月第四日曜日
【場　所】井伊谷宮（浜松市北区引佐町井伊谷１９９１－１）神饌田

【日　程】１３：３０～１４：３０

井伊谷宮(ｲｲﾉﾔｸﾞｳ)の御祭神は、南朝の征東大将軍として井伊谷に本拠を置き５０余年に渡って関東各地を転戦した宗良(ﾑﾈﾅｶﾞ)親王です。今年２０１７年ＮＨＫ大河ドラマ「おんな城主直虎」ゆかりの地で、井伊家の菩提寺である龍潭寺(ﾘｮｳﾀﾝｼﾞ)のすぐ北にあります。

神饌田は井伊谷宮の８００ｍ南の井伊谷川を渡ってすぐ西側にありました。途中、井伊谷宮の南４００ｍほどに「井伊共保公出生井戸」があり、この日も沢山の人が訪れていました。

神饌田では神事の後、鍬入れの儀式をし苗が田圃の中に投げ込まれます。早乙女になるのは地元の井伊谷小学校の５～６年生の８人です。

早乙女は、白の半着に赤の蹴出しを見せ、赤の襷・白の手甲脚絆を着け菅笠を被っています。皆さんなれない田植にも拘わらず、笑顔一杯で苗を植え、最後はそろって万歳をしていました。