東光寺の猿舞(日吉神社)

【祭礼日】4月第二土曜日
【場 所】日吉神社(島田市東光寺614)

【日 程】14:00~14:30(式典)、14:45~15:00(猿舞) (雨天の場合、式典13:30~・猿舞14:00~)

東光寺の猿舞は、かつて「猿踊り」と呼ばれ、元禄年間(16888〜1704年)には舞われていたとされています。各地の日吉神社で同じ様な芸能が行われていたようですが、現在、猿舞を演じているのはここ東光寺の日吉神社だけだそうです。

日吉神社本殿で神事の後、雄と雌の猿の面をつけた二人の舞童子が、白丁姿に鳥兜を被った笛6人と太鼓1人(大太鼓と小太鼓)の囃しに合わせて舞います。

舞童子は東光寺地区の小学生で、桃色の羽二重の舞衣に紫のくくり袴姿で、金紋金縁の黒の剣烏帽子を被り、猿面を付けます。雄猿の面は頬のくまどり線が4本、雌猿は3本となっています。

本来は日吉神社本殿で神事の後、榊を持った禰宜・紙垂の付いた大榊を杖にする天狗・舞童子・鉾・剣旗・剣持ち・金幣・神饌・神輿・神職・囃子方の順序で行列を組んで神社下まで渡御し、ここに設けられている舞台で猿舞を舞うのですが、雨上がりで舞台周辺がぬかるんでいるため猿舞は本殿で行なわれました。7年前に見学した時も全く同じでした。

舞は最初に雄・雌猿が幣束を持って神輿に向かい「序の舞」を舞います。次に雄猿が表が金色、裏が銀色の扇2枚を両手に持って「扇の舞」を舞います。最後に右手に鈴、左手に幣束を持った雄・雌猿が「本舞」を舞います。

 

 神 事                                     扇の舞

 

本 舞

 

        大榊を持った天狗                      舞童子(左が雄猿、右が雌猿)

 

祭りの栞(トップ)

 

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