追儺式・節分祭(浜松八幡宮)

【祭礼日】2月節分の日と前日
【場 所】浜松八幡宮(浜松市中区八幡町2)

【日 程】節分の日前日18:00~18:30(神事)、18:30~19:00(追儺式)、節分の日15:30(節分祭)、16:00(豆まき)

追儺式は、神の化身とされる方相氏(ホウソウシ)と天皇の勅使役上卿(ショウケイ)が、災いをもたらす悪鬼を退治する平安時代から伝わる宮中行事で、浜松八幡宮では京都の吉田神社からこの行事を伝授され、1993年から同じ行事を行っています。今回はこの追儺式を見学しました。

神事が終わると、境内に悪疫の象徴の赤・青・黄の鬼が現れ金棒を振り回して境内を暴れ廻ります。そこへ四つ目の鬼面を被り赤い衣装を身に着け、右手に三つ叉の矛を左手に黒い楯を持った方相氏が童子を従えて現われ、鬼を退治し境内から追い払います。

次に上卿役の5人が本殿の回廊から境内に向かって魔除けの矢を放ちます。観衆はこれを競って奪い合います。境内では当日限定のくちなし色の厄除御守りが1000円で頒布されています。

 

      神 事                                 青・赤・黄の鬼

   

方相氏が鬼を退治する

 

     方相氏と童子                             魔除けの矢を放つ

祭りの栞(トップ)

 

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