国本の田遊び祭(富士浅間宮)

【祭礼日】1月3日
【場 所】富士浅間宮(袋井市国本964)

【日 程】10:00~10:50(神事)、10:50~11:00(豊作占い・田遊び祭・弓引きの儀)、11:10~11:30(神事)、11:40~(直会)

田遊びは、稲作の作業次第を模擬的に演じてその年の豊作を祈願する予祝行事です。

袋井市国本の富士浅間宮では、神事の後、拝殿で20数人の氏子の皆さんが見守る中、宮司が、早稲・中稲・晩稲のこよりを三方(サンボウ)に載せて今年の豊作を占います。

次に、拝殿の板床を田に、柳の枝を鍬に見立てて田打ちの所作をします。氏子の皆さんが、柳の枝に付けた御幣が飛び散るようにして柳の枝で板床を激しく叩きます。

次に、榊の葉を苗に見立てて田植えの所作をします。「早乙女や早乙女、わがとる苗は三つ叉さいた苗」と歌いながら、榊の葉を板床の隙間に立てます。

次に、本殿の外に出て弓引きの儀が行われます。本殿前に敷いた筵の上から、神職が鳥追いの言葉を唱えて空に向けて矢を1本放ちます。

次に、本殿に戻り玉串が奉奠され、その後直会となりますが、最初に生米を全員の掌に載せて配りこれを食します。

 

祓所での神事                   豊作占い

 

田打ち                                    田植え

 

      弓引きの儀                              直会(生米を食す)

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