【祭礼日】1月7日
【場 所】三嶋大社(三島市大宮町2-1-5)
【日 程】13:00(田祭り=本殿)、13:30~14:15(お田打ち神事=舞殿)、14:20(餅まき)
お田打ち神事の起源は古く平安時代ともされ鎌倉時代になると盛んに行われ、その後室町時代には狂言形式の芸能として調えられたと考えられています。
舞殿中央に2畳分の真菰を敷きこれを田に見立て、主に白い翁面の穂長(ホナガ)と黒い面の婿の福太郎の対話と所作で、鳥追いまでの稲作行事を狂言風に演じます。穂長と福太郎の面には椿が、鍬には梅の小枝が取り付けられています。
苗代かきでは、牛役の子供が真菰の周りを3回廻り牛の鳴き声をまねます。最後の雨乞いでは太鼓の音に合わせ、傘をさした田主の周りを穂長・福太郎・お櫃を持った八乙女などの諸役が廻ります。神事が終わると、舞殿から種籾がまかれた後、紅白の餅がまかれます。
【演 目】1. 田まわり、2. 苗代打ち、3. 田打ち返し、4. 水口開き、5. 苗代かき、6. 葦草敷き、7. 草踏み、8. 種下ろし、9. 種蒔き、10. 苗代見回り、11.鳥追い、12. 雨乞い 。
牛役(子供)と早乙女(後) 田まわり
苗代打ち 打ち返し
田打ち返し 苗代かき
葦草敷き 草踏み
種下ろし 種蒔き
苗代見回り 鳥追い
雨乞い 餅まき