御田打ち神事(蒲神明宮)

【祭礼日】1月1日
【場 所】蒲神明宮(浜松市東区神立町471)

【日 程】10:00~10:40

神社の拝殿前には一寸見かけないものが設けられていました。大きな松の枝と葉の付いた竹を組み合わせたものが両側に置かれ、その間を跨るように葉付きの大きな竹が横たわているのです。元旦ですから門松を模したものかもしれません。

神事の献饌・祝詞奏上が終わると、締め縄が張り巡らされた御田打ちの台(1m四方)を拝殿の真ん中に運び出します。宮司さんの唄に合わせて約10人の氏子さんが二股の椎の木で台を打ち、田打ちの所作をしながら台の周囲を右回りに廻ります。

次に宮司さんが籾(洗米)を台の上に3回蒔きます。次にミダチが良いようにと、もう一度他の約10人が田打ちをします。(田打ちを2回行うのですね)
次に宮司さんから手渡されたナエジ(松葉の苗)を台の上に置いて田植えの所作をします。御田打ちが終わると撤饌・一拝し神事の全てが終わります。神事の中で行われる御田植行事でした。

 

蒲神明宮                  祝詞奏上

 

椎の木で台を打つ

 

椎の木                   籾蒔き

 

田植え

祭りの栞(トップ)

inserted by FC2 system