【祭礼日】1月2日
【場 所】下多賀神社(熱海市下多賀1374)
【日 程】10:00(神事)、10:15~10:30(水浴びせ式)
水浴びせ式は古くから下多賀地区で伝承される儀式で、前年に結婚した若者が円満な家庭を築くように祈願します。今年の式には1組の新婚さんが出席されました。
本殿での神事の後、社務所前に整列して待機していた鹿島水浴びせ保存会員7人と濃紺の着物に小刀をさした踊り方の地元中学生14人が、「水浴びせ踊り」の唄とともに本殿前に入場します。踊り方は締め太鼓と保存会員の唄に合わせて輪になって水浴びせ踊りを奉納します。
輪の中央には木の台の上に敷いた畳に、太鼓打ち1人と笹水を振りかける水役2人が座っています。踊りの途中で、社務所横で踊りを見守っていた新郎が水役の前に進み出てクマザサで潮水を振りかけてもらいます。
水浴びせ踊りが終わると本殿前に全員集まり記念撮影をし、水浴びせ式は終わります。
社務所前から入場 水浴びせ踊り
太鼓打ちと水役 水浴びせ踊り
笹水を振り掛ける 記念撮影(新婚夫婦は前列右2人)