【祭礼日】11月10日に近い土曜日
【場 所】片羽区公民館(東御市滋野乙3104-1)
【日 程】13:30(藁鉄砲作り)、15:00~15:30(町内巡行)、15:40~(餅つき)
十日夜は、旧暦10月10日に行われる収穫祭で、稲の収穫が終わって田の神様が山に帰る日とされており、稲刈り後のわらを束ねてわら鉄砲を作り、地面を叩きながら唱えごとをする行事が長野県の東信地方を中心に行われています。
今回、東御(トウミ)市片羽(カタハ)の十日夜のわら鉄砲作りと町内巡行を見学しました。
【藁鉄砲の作り方】一掴みのわら束の芯に茗荷の枝を入れ、縄で長さ40cmほど巻き付け、残りの部分を二つに分けそれぞれ三つ編みにした上、三つ編み部分の端を縛り完成です。
指導する大人の手助けを受け、子供たち約30人がそれぞれ自分が作ったわら鉄砲を持って、公民館前でわら鉄砲の叩き方を練習した後、みんな揃って記念撮影します。
その後、町内を巡行し数ヶ所で「十日夜、十日夜、十日夜のわら鉄砲、夕めし食ったらぶったたけ」と歌いながら地面を叩き、途中、東御市の指定天然記念物の片羽八幡水のある場所で休憩します。
公民館に戻り、餅つきをするため一列に並んで順番を待ちます。どうも子供たちはこれを楽しみにしていたようです。
茗荷の枝とわら束 わら鉄砲作り
三つ編みにする 完成したわら鉄砲
わら鉄砲の叩き方練習 記念撮影
わら鉄砲で地面を叩く 餅つき