栃原の獅子舞

【祭礼日】10月28日
【場 所】栃原神明社(南佐久郡北相木村栃原)

【日 程】13:00~14:30

『栃原(トチバラ)の獅子舞は秩父地方で広く行われている鹿舞がもとで、上野(コウヅケ)の国を経て栂(ツガ)峠を越え栃原に伝わって来たもので、江戸時代中期元禄5年(1692年)頃から毎年10月28日に神明社に奉納して舞われる獅子舞です。』(北相木(キタアイキ)村教育委員会の現地看板より)

【演 目】神楽・ぎんぎゃく・平がかり・剣がかり・鞠がかりの順で5曲舞います。舞場は山の急斜面の一角にある神明社の下に、木杭と締め縄で四角に仕切られた平坦な場が作られており、大型の筵3枚を敷いた上で舞います。

【獅 子】獅子は一人立ちの女獅子1頭と男獅子2頭で、腰に付けた小型の桶胴太鼓を手で打ちながら舞います。獅子頭には鳥の羽が付いています。この3頭の獅子に、幣負(ヘイオイ)と呼ばれる1人が加わります。幣負は襅(チハヤ)と呼ばれる独特の上衣に野袴を着け、腰に太刀を差し白の襷を掛け、烏帽子を被っています。

剣がかりでは最初に幣負が太刀を持って舞いますが、後半には女獅子が片膝立ちになって太刀を持ち、この周りを男獅子と幣負が舞います。

【囃 子】囃子は笛と締め太鼓とシンバルですが、笛中心の囃子になっています。シンバルは舞始めと舞終りの時だけに鳴らし、締め太鼓も時々打つ程度です。これに口唱歌が加わりますが笛の音ばかり聞こえてきます。

 

神明社                                        囃子方

 

   神 楽                                      ぎんぎゃく

     

   平がかり                                     剣がかり 

   

  剣がかり                                    鞠がかり

 

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