奈良井の夏祭り

【祭礼日】8月12日
【場 所】鎮(シズメ)神社(塩尻市奈良井69)

【日 程】12:00(神事)、12:30~13:30(本殿前で囃子奉納)、13:30~19:00(囃子・獅子屋台・神輿・御神馬のお練り)

江戸時代、江戸と京の都を結ぶ中山道六十九次のうち、木曽路十一宿の江戸側から2番目の宿場が奈良井でした。江戸寄りから下町、中町、上町の三つに分かれ、中町と上町の間が鍵の手になっています。

12:30から神社本殿前で囃しが奉納されます。奉納の順番は下町・中町・上町の順で、下町の囃しは通トオリ囃しが4分、神シン囃しが7分ほどでした。囃しは町毎に微妙に違うそうです。下町の囃しは、笛2人・三味線2人・太鼓2人・鼓4人の方が行っていました。二番目の中町の演奏中から大雨になり傘をさして行いました。

13:30、本殿前での囃子の奉納が終わった下町から、本通りに出て通囃子を演奏しながらゆっくりと坂道を下って行きます。行列の人数は1町で約30人、3町合わせると100人程になります。沿道の多くの家では、表に掛けた御簾を上げ、拡げた屏風を通りに向けて見せている家や、行列の若衆に酒をつぎ御馳走をふるまう家もあります。行列が町の端まで下るのに夕方までかかるそうです。

祭りの担い手はそれぞれの町の囃し演奏の他に、下町の明友会が獅子屋台を、中町の敬神会が御神馬を、上町の若連会がお道具と神輿を受け持っています。

 

宿場通り                   神 輿

 

下 町                    下 町

 

下 町                    中 町

 

御神馬                  獅子屋台

 

本通り

 

本通り

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