奈良井の宿場祭り(お茶壺道中)

【祭礼日】6月第一金~日曜日(お茶壺道中は日曜日)
【場 所】長泉寺(塩尻市奈良井365)

【日 程】日曜日12:00~15:30(お茶壺道中)

江戸時代に中仙道を、京都宇治から徳川家にお茶壺道中という行列をくんでお茶が献上されました。この行列は大変格式が高く、いかなる大名もお茶壺行列に出会うと道の端に控えてこの行列を優先したそうです。このお茶壺道中を奈良井の宿場祭りとして現代に再現したのがこのお祭りです。奈良井は、江戸と京の都を結ぶ中山道六十九次のうち、木曽路十一宿の江戸側から2番目の宿場町でした。

12時、行列は50人ほどで長泉寺を出発し鎮神社を経由して奈良井の宿場通りを2時間半ほど巡行します。茶壺は殿様が乗るような立派な輿の中に鎮座しています。

山梨県都留市のお茶壺道中もこの行事に参加していました。掛け声は奈良井では「下に、下に」ですが、都留市のお茶壺道中では「下にいろう、下にいろう」と少し違うそうです。

一旦休憩した後、15時から長泉寺とJR奈良井駅の中間にある「木曽の大橋」を渡ります。橋の手前では大勢のカメラマンが好位置を確保して待ち構えています。行列は大橋を渡ったのちすぐに引き返してきます。これが締めのハイライトのようです。

 

 長泉寺                                    宿場通り

 

宿場通り

 

宿場通り

   

木曽の大橋

祭りの栞(トップ)

 

inserted by FC2 system