【祭礼日】6月17日
【場 所】漢国神社(奈良市漢国町6)
【日 程】10:30~11:00(式包丁)、11:00~11:30(式典)
漢国(カンゴウ)神社の鎮華(ハナシズメ)・三枝(サイクサ)祭の中で清和四條流式庖丁が奉納されます。
式庖丁は平安時代から伝わる庖丁師により行われる儀式で、大俎板の前に座り食材に直接手を触れず、右手に庖丁、左手に真魚箸(マナバシ)を持ち切り分けます。清和四條流では、烏帽子に狩衣・袴姿で、真魚箸は鉄製です。
庖丁人が鯉を伊勢の二見ヶ浦の夫婦岩に見立てた「二見鯉」に切り分け、皿に盛り付けして神前に供えます。庖丁人は神前で神職から「禄」の真綿を左肩に掛けられ見得を切ります。玉串奉奠では、玉串の代わりに笹百合が捧げられます。
神 事 鯉と笹百合
庖丁と真魚箸を構える 鯉を切り分ける
皿に盛り付ける 二見の注連縄
二見鯉 式包丁を終える
二見鯉を運ぶ 見得を切る
神前の笹百合 神前の二見鯉