【祭礼日】5月5日
【場 所】往馬大社(生駒市壱分(イチブ)町1527-1)
【日 程】10:00~10:15(神事)、10:30~11:15(御田植祭)
5月5日、往馬(イコマ)大社で御田植祭が行われます。拝殿横の苗代に見立てた場所には、青竹を四方に立て締め縄を張り巡らし紙垂(シデ)が付けられています。本殿で神事の後、御田植行事が始まります。
麦の茎葉で作られた畦を、田主が踏鋤で畦切りを、鍬で畦塗りをした後、田主が牛役に唐鋤と万鍬(マンガ)を曳かせて苗代起しをします。この時、田主と牛役は掛け合いをしたり、牛役がモーと鳴いたりし、作業の休憩時は青竹に牛を繋いだりして観客の笑いを誘います。
この後、田主が鍬で三筋の畝を作り、神職が「なんの種をまこう。ひの種をまこう」と唱え籾種をまきます。そして田主が、水口に見立てた場所に松・ツツジ・椿を立てます。
次に管弦楽座前に設けられた本田に移ります。ここも青竹を四方に立て締め縄を張り巡らし紙垂が付けられ、麦の茎葉の畦が作られています。神職がお祓いをした後、苗代での所作と同様に、田主が牛役に唐鋤と万鍬を曳かせて田起しをし、田主と牛役が掛け合いをします。
最後に田主と巫女二人が松苗で田植えをします。田主は疲れて途中から牛役が交代しました。
田主・神職・牛役 畦切り
畦塗り 唐鋤で苗代起し
休憩する牛役を繋ぐ 万鍬で苗代起し
牛役と田主の掛け合い 鍬で畝を作る
籾まき 松・ツツジ・椿
田をお祓い 唐鋤で田起し
苗を田に投げる 田植え