初市大祭(三輪坐恵比寿神社)

【祭礼日】2月5~7日
【場 所】三輪坐恵比寿神社(桜井市三輪375)

【日 程】5日15:00(鯛引き行列)、16:00(三輪素麺初市相場報告祭)、6日10:00(本えびす初市大祭)、7日14:00~14:40(御湯の神事)、15:00(景気太鼓)、16:00(御供まき)

三輪坐(ミワニイマス)恵比寿神社は三輪のえべっさんとして親しまれ、また日本最初の市場海石榴市(ツバイチ)の神としても知られ、2月5~7日に初市大祭が行われます。宵えびすの5日には、今年の三輪そうめんの価格が決められます。かつては全国各地の豪商たちが三輪坐恵比須神社に集まり、その年の穀類の相場を決めたと伝えられています。

今回は7日の御湯の神事を見学しました。本殿での神事の後、本殿前に並べられた8ヶの釜の前で、巫女さんが右手に鈴、左手に幣束を持って舞います。次に1釜ずつ、塩を撒き、釜に餞米を注ぎ、御神酒を注ぎます。次に1釜ずつ、逆さに持った幣束で釜の湯をかき混ぜ、湯を釜の前にはね出します。

次に8ヶの湯釜の湯を柄杓で三度ずつ木桶に入れ、この木桶を本殿に奉納します。最後にクマ笹の束を両手に持って釜の湯に浸した後、勢いよく左右にはね上げ御湯で参拝者を祓い清めます。最初は右手で次は左手で最後は両手で行います。これを8ヶの釜で繰り返し行います。

御湯の神事が終わると、本殿で巫女さんが右手に鈴を持って、左手は伸ばして白衣の端を持って厳かに舞います。境内では世話役の方が、御湯の神事の釜の湯を参拝者に振る舞っていました。釜湯を飲むとこの一年間無病息災になるとされています。

 

 神楽を舞う                                  塩を撒く

 

   餞米を注ぐ                                 御神酒を注ぐ

 

 幣束で湯をはね出す                            御湯を汲む  

 

御湯を撒く                                 巫女舞

 

 釜湯を飲む                                景気太鼓

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