【祭礼日】2月17日に近い日曜日
【場 所】小夫天神社(桜井市小夫3147)
【日 程】15:00~15:50(神事)、15:50~16:10(鬼打ち・御田植)
小夫(オオブ)天神社は長谷寺から4Kmほど北の山の中にあります。神事の後、御田祭が始まります。
【鬼打ち】弓1張は桜枝製で、矢2本は竹製です。鬼的が境内2ヶ所に立てられています。宮司が天・地・中の順で構えた後、それぞれの鬼的に向かって矢を射ます。これを子供が拾います。
【御田植】松苗・花かずら共に50本が机の上に置いてあります。松苗には種籾が、花かずらには白米が白い紙に包んで括り付けてあります。
田起こし・畦塗り等の所作を田主3人が同時に行います。次に馬鍬を付けた牛と牛使いが境内を廻ります。牛使いは結えてある紐で牛を叩いたりしますが牛は抵抗したりしてみなの笑いを誘います。次に馬鋤を付けて同様に境内を廻ります。
籾蒔きは宮司と紺色の素襖を着たトーヤ2人合計3人が一人ずつ行います。
苗植えも宮司とトーヤ2人が一人ずつ行います。本殿に向かって東側・西側で3本ずつ植えますが、松苗を地面に立てると直ちに斜め上に放り投げ、これを子供が拾います。御田植行事が終わると、松苗と花かずらを参拝者銘々が家に持ち帰ります。
弓矢と牛 松 苗
花かずら 祝詞奏上
鬼 的 天に構える
鬼的を射る 矢を拾う
田起こし・畦塗り 馬 鍬
籾蒔き
苗植え
苗植え 花かずら等を持ち帰る