おんだ祭(八所御霊神社)

【祭礼日】1月11日
【場 所】八所御霊神社(奈良市秋篠町742)

【日 程】10:00~10:30

八所御霊(ハッショゴリョウ)神社のおんだ祭は本殿前での祝詞奏上、松苗・牛面・唐鋤などの祭具お祓いの後、本殿前の玉砂利が敷き詰められた広場で行われます。

まず、宮座の一人が鍬で溝を掘り大きな田を作ります。次に、田の隣に苗代を作り、松苗5束ずつを九つ置き並べるとともに、苗代の端に玉砂利の盛り山を作りここに松苗5束を揃え立てます。さらに苗代の奥に池を作ります。

次に、唐鋤による田起しが行われます。田男の持つ唐鋤を牛が曳き、田の端を左回りに2回まわりますが、牛は時々暴れたり、座り込んだりして見物人の笑いを誘います。田男は紺の直垂(ヒタタレ)に横縞の裁着袴(タッツケバカマ)を着け菅笠を被っています。

次に田植えで、宮座の全員で松苗を田に並べます。見学していた子供も田植えに参加します。

田植えが終わると、宮座の皆さんが田の端で揃って御神酒で乾杯します。その後、田に並べられた松苗は回収され紙袋に入れられ、氏子の皆さんはこの松苗を頂いて家に持ち帰ります。神棚に供えるのだそうです。

 

松苗・牛面・唐鋤をお祓いする

 

   鍬で田を作る                           鍬で苗代と池を作る

 

 唐鋤で田起し                               牛が座り込む

 

子供も揃って田植え

 

 御神酒で乾杯                     松苗を持ち帰る

祭りの栞(トップ)

 

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