岩船のおかげ踊り(白山神社)

【祭礼日】10月16日
【場 所】白山神社(木津川市加茂町岩船上ノ門94)

【日 程】15:00~15:15

「岩船のおかげ踊り」は五穀豊穣に感謝する踊りで、江戸時代に流行したお伊勢参り(お陰参り)のなごりといわれています。明治初期の神仏分離で伊勢神宮の性格が変えられたためお陰参りは明治期に廃れましたが、岩船では1967年におかげ踊りが復活しました。

白山神社境内で、音頭取り2人・太鼓打ち2人・幣束持ち2人を囲んで10人の踊り手が輪になって踊ります。

踊り手は紫の着物姿に青の帯・黄の襷を着け鳥追い笠を被り、先端をピンクに染めた白の房を付けた30cmほどの棒を持って舞います。音頭取りは踊り手と同じ衣装で、台の上に立って踊り歌を歌います。

太鼓打ちは紺の着物姿に白の鉢巻き・襷を着け太鼓を打ち、幣束持ちは白の着物に青の袴を着け幣束を左右・上下にゆっくりと揺らします。

踊り歌は6番まであり、お陰参りとの関係をうかがわせる歌詞となっています。

<踊り歌>

ァァヨイサァァ おかげ踊りわァよ ヨイセ コラセ

ァァ誰が来てェェ おォォせた ァァヨイセ コレワイセ

ァァ伊勢ェのョォォ 大神宮さんが ヨイショ コラ来ておォせェた 

ァァサッサァヤットコ セノヨオオィヤナ

アレワイサッサ コレワイサッサ ササナンデェモセ

   (2番以降 省略)

 

おかげ踊り

 

おかげ踊り

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