重陽祭(車折神社)

【祭礼日】9月9日
【場 所】車折神社(京都市右京区嵯峨朝日町23)

【日 程】13:00~13:40

重陽(チョウヨウ)とは旧暦九月九日のことで陽数の最大の数である九が重なるという意味です。「重陽の節句」は五節句の一つですが、旧暦では菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。

かつて中国では、この日、高い丘などに登って菊酒を飲み、女性は茱萸(グミ)の袋を身につけて邪気を祓ったといいます。中国のこの風習が平安時代に伝わり、宮中で重陽の節会という行事が行われるようになりました。

車折(クルマザキ)神社の「重陽祭」は、平成9年(1997年)に130年ぶりに再興されました。江戸時代には、神事とともに大般若経の転読も行われていたと伝えられています。

重陽祭では、御神酒・塩・鏡餅・野菜などとともに菊の花も神前に供えられています。宮司による祝詞奏上の後、菊の挿頭(カザシ)を付けた二人の舞人が、楽人の奏する雅楽に合わせて舞楽を奉納します。

祭典終了後、参拝者に菊酒が振る舞われます。

 

神 饌                                  楽 人

 

舞 人

祭りの栞(トップ)

 

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