八朔祭(元伊勢内宮)

【祭礼日】9月第一日曜日
【場 所】元伊勢内宮皇大神社(福知山市大江町内宮217)

【日 程】10:00(神事)、11:30(奉納弓射=拝殿横、並行して尺八演奏=拝殿内)、14:30(奴行列・鳥毛回し=内宮公民館前~神社下)、15:00(奴行列・鳥毛回し=神社境内)、15:30(鳥毛回し・神事=彌加宣神社)


【祭りの由来】明暦4年(1658年)、この地方が干ばつに見舞われたとき、江戸奉行らが元伊勢神社に参篭して雨乞いの祈願をしたのが始まりと言われています。

【奴行列】雨のため30分遅れの14時30分、内宮門前町の内宮公民館傍の山崎屋前で宮司がお祓いした後、奴行列が出発します。宮司・陣笠武士・笠鉾・挟み箱・立笠・台笠・槍・大鳥毛・笛・子供屋台の順で進んでいきます。笠鉾持ち・槍持ち・奴の着物の袖が振り袖のように長いのが特徴です。鳥毛回しは、20kgの大鳥毛を少し回転させながら放り投げて相方が受けとります。

昔は集落端の下地区から奴行列が出ていましたが、若い衆が減ったため現在は上地区から内宮への石段手前までの50mを行列・鳥毛回しするだけになっています。行列の最後尾となる子供屋台は、曳く子供がいないため大人が曳いています。(今年の中学1年入学者は2名、小学1年入学者は0名という状況では已むをえません) 

220段の石段を登って神社境内から本殿まで鳥毛回しした後、神社に参拝します。その後、氏神さまの彌加宣(ミカゲ)神社でも鳥毛回しし参拝します。

【奉納弓射他】弓射の的までの距離は28mで、1組2~3人単位で2回ずつ射ち、的に当たると太鼓が打ち鳴らされます。弓射が終わると神社に参拝し表彰式が行われます。今年は神楽殿・境内での民謡踊りはなく、拝殿で尺八演奏が行われました。

 

元伊勢内宮                   巫女舞

 

奉納弓射                  尺八演奏

 

奴行列

 

鳥毛回し                 子供屋台

 

鳥毛回し                               彌加宣神社

 

彌加宣神社 

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