【祭礼日】8月立秋の前日
【場 所】下鴨神社(賀茂御祖神社)(京都市左京区下鴨町泉川町59)
【日 程】18:30(本殿祭)、19:00~19:25(矢取神事)
下鴨神社の夏越神事は、一年の厄を払い無病息災を祈願する神事で、矢に見立てた斎串(イグシ)を奪い合う様子から「矢取神事」とも呼ばれています。
下鴨神社の末社・井上社の前にある御手洗池(ミタラシイケ)の真ん中に、斎串50本が円形に立てられます。大祓詞(オオハラエノコトバ)奏上の後、上半身裸の男たち(白衣を着た女性も2人いました)40人が池の周りに並びます。次に奉納された人形(ヒトガタ)が入った箱を持った神職5人が池の周りに並び、合図で一斉に人形を池に向かって流します。
同時に裸男たちが池に入って斎串を奪い合い、アッという間に斎串は取り尽くされます。この斎串を手にした者は、開運・長寿のご利益が授かると伝えられています。
茅の輪くぐり 御手洗池
斎 串 大祓詞奏上
スタート直前 人形を流す
斎串を奪い合う
戦果の斎串 斎串を持って退場