【祭礼日】６月１０日
【場 所】上賀茂神社（京都市上賀茂本山３３９）
【日 程】１０：００（本殿祭＝上賀茂神社）、１０：２０～１０：４０（御田植神事＝賀茂山口神社）
上賀茂神社の「御田植神事」は、４月３日の「土解祭(ﾄﾞｹﾞｻｲ)」で今年に蒔く稲種を占った後に行われる御田植の祭典です。
本殿祭のあと、境内摂社の賀茂山口神社で祝詞を奏上し五穀豊穣を祈願します。賀茂山口神社の祭神は、穀物の豊作をもたらす「御歳神(ﾐﾄｼﾉｶﾐ)」です。
祝詞奏上・御神酒拝戴の後、５人の神職が列をなして境内の「ならの小川」に架かる神事橋に向かいます。神事橋の上で５人の神職は横一列に並びます。
次に、後ろ側から見て右端の神職から左端の神職までの５人が、次々に自らの後ろに向かって手に持つ早苗を川に投げます。
なぜ後ろに向かって早苗を投げるのか不思議な御田植で、あっという間に終わってしまいます。
神事（賀茂山口神社） 御神酒拝戴（賀茂山口神社）
ならの小川に早苗を投げる（神事橋）