【祭礼日】4月17日
【場 所】御香宮神社(京都市伏見区御香宮門前町174)
【日 程】10:00(神事)、10:30~11:00(舞楽・仕舞)
御香宮(ゴコウノミヤ)神社は、平安時代貞観4年(862年)9月9日、境内から香の良い水が湧き出たので清和天皇よりその奇瑞によって「御香宮」の名を賜わりました。この湧き水は「御香水」として昭和の名水百選(1985年選定)に選ばれています。
4月17日は、御香宮神社の祭神神巧皇后の命日で、この日、御香宮神社の例大祭が行われます。
神事の後、舞楽「蘭陵王(ランリョウオウ)」が舞われました。蘭陵王は、龍頭を模した面を被り、緋色の紗地に袍を用い、その上に毛縁の裲襠(リョウトウ)と呼ばれる袖の無い貫頭衣を着け、右手に金色の桴(バチ)を持って舞います。
次に二人の女性により仕舞が舞われます。仕舞は能の一部を面や装束をつけず、紋服・袴のまま素で舞う舞です。摺り足で足裏を舞台面につけて踵をあげることなくすべるように歩み舞います。
仕舞が終わると、玉串奉奠がなされて例大祭は終わります。
献 饌 蘭陵王
蘭陵王 仕 舞
仕 舞