矢形餅の神事(室城神社)

【祭礼日】3月6日
【場 所】室城神社(久世郡久御山町下津屋字室ノ城98-1)

【日 程】10:00~10:30

室城(ムロキ)神社の矢形餅(ヤカタモチ)の神事は、奈良時代に聖武天皇が山城国の疫病退散を祈り弓矢を奉納したことに由来するといわれています。

矢形餅は小豆餡を載せて弓に見立てた鏡餅と、矢尻に見立てて薄く三角形に伸ばした餅で、大皿6枚にそれぞれ盛り付け3組とします。これに大根と人参のナマス・鯖、御神酒・白米・塩を加えて神饌とし、舟形の釣り台に載せます。

神社の少し手前から行列を組んで宮入りし、祓所でお祓いをした後、宮司・御幣を持った3人の当屋・釣り台を担いだ宮総代・役員の順で整列し本殿に向かいます。

境内摂社の住吉社・稲荷社に矢形餅各1組をお供えした後、本殿に神饌をお供えします。疫病退散祈願の祝詞奏上・玉串奉奠・御神酒拝戴の後、矢形餅は氏子や参拝者に配られます。この餅を食べると疫病除けになるといわれています。

 

     釣り台と神饌                          3当屋揃って宮入り

 

   住吉社                                     献 饌

 

    祝詞奏上                               矢形餅と弓餅

祭りの栞(トップ)

 

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