筍祭(篠田神社)

【祭礼日】2月4日
【場 所】篠田神社(綾部市篠田町宮ノ下6-1)

【日 程】10:30~10:45(神事)、10:45~11:00(筍のお刈り)、11:00~11:15(玉串奉奠)

志賀郷地区には古く室町時代から伝わる七不思議伝説があり、今もその奇瑞を受け継ぐ神事の茗荷祭・筍祭を古式に則り厳かに執り行い、本年の農作物の吉凶を占います。

筍祭では、シメ縄を張り巡らした100m四方ほどの竹林「御ミノシベ」の中に生えている筍3本(早稲・中稲・晩稲)を刈り取り「筍の小宮」に供えます。その筍の出る場所、その育ち具合からその年の稲作(早稲・中稲・晩稲)の出来を占います。「御ミノシベ」の入口前の看板に占いの手引きを書いた紙が貼ってあり、占いは各人が行うことになっています。    

【志賀郷の七不思議】 

正月朔日 藤波神社に藤の花が咲く。
二日 別所の御用柳坪に七色柳の花が咲く。
三日 金宮大明神に茗荷を生じ、その年の作物、早・中・晩稲の豊凶・風雨・日柄・水難をしめしたまう。
四日 篠田大明神に筍を生じ、その年の作物、早・中・晩稲の豊凶・風雨・日柄・水難をしめしたまう。
五日 若宮大権現の社前に萩の花が咲き、一切耕作の豊凶をしめしたまう。
六日 向田・鍋倉にある滴松より滴が雨の如くに落ち、日柄・水難をしめしたまう。
七日 向田・松の下にある動松が、都の吉事のある年は末の葉が動き、凶事がある年は下の葉が動いて都の吉凶を知らせたまう。

 

御ミノシベに入る

 

筍(早稲)

 

          筍(中稲)                       筍(晩稲)

筍のでき具合を見る
    
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