【祭礼日】2月節分の日
【場 所】千本釈迦堂(京都市上京区溝前町1034)
【日 程】15:00~15:45
行事は、おかめ像前法楽・木遣り音頭・厄除祈願法要・古式鬼追いの儀・豆まきの順で進みます。
千本釈迦堂境内になぜ大きなおかめ像があるのか不思議に思ったら、千本釈迦堂(大報恩寺)のホームページに次のような記事があり、納得です。
おかめは、本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻で、高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害した愛妻「おかめ」の物語が伝わる、全国のおかめ信仰の発祥となっています。
最初に、おかめ像前で法楽があります。次に本堂回廊で番匠保存会の木遣音頭があります。この木遣音頭は京都市無形民俗文化財に登録されています。
次に本堂で節分厄除祈願法要が行われた後、茂山千五郎社中による古式鬼追いの儀が始まります。
4匹の鬼が暴れ豆まき人が追い払ろうとしますが、逆に鬼が豆まき人を追い詰めると、おかめが現れ鬼達を諭し、赤鬼が小槌をおかめに渡しめでたしとなります。
最後にみなさんお待ちかねの豆まきがあります。
おかめ像前法楽 おかめと赤鬼
木遣音頭 古式鬼追い
暴れる鬼
おかめに小槌を返す 豆まき