【祭礼日】2月節分の日
【場 所】六波羅密寺(京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町81-1)
【日 程】11:00(星祭特別祈願会)、14:40~14:50(読経)、14:50(豆まき)、15:00~15:20(追儺式)、15:20(豆撒き)
六波羅蜜寺の節分会に現れるのは鬼ではなく土蜘蛛で、住職の「五色の豆」の豆まきと六斎念仏の「豆」太鼓に追われて土蜘蛛は追い払われます。
六波羅蜜寺の節分会に、六斎念仏を採り入れた追儺式が始まったのは、享保年間(1716-1736年)と伝えられています。勧業の時に顕れて当時の住職・茲舟和尚を悩ませていた「土蜘蛛の精」を、六斎念仏の講中が太鼓や鉦の音で退散させたという故事に因み、現在のような形になったといわれます。
読経の後、年男年女と宮川町の舞妓・芸妓さんなどが豆まきをします。そして追儺式で中堂寺六斎会により、20分ほどに簡略された六斎念仏(手持ち太鼓・四ツ太鼓・猿回し・土蜘蛛など)が行われます。その後二回目の豆まきがあります。
一回目の豆まき 六斎念仏囃子方
四ツ太鼓 猿回し
五色の豆まき 土蜘蛛
土蜘蛛が追い払われる 二回目の豆まき
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