【祭礼日】1月11日
【場 所】大宮神社(木津川市吐師(ハゼ)宮ノ前1)
【日 程】13:00~13:40
大宮神社の御田祭は五穀豊穣を祈願する予祝神事で江戸時代から続くといわれています。
境内にある仮屋に宮座の皆さん20人ほどが集まりロの字形に座り、皆さんが見守る中、白丁姿の二人が鍬と三方(サンボウ)の上に載せた皿の籾(玄米)を持って、田打ちと籾蒔きを同時に行いながら三周します。
次に、苗作りが行われます。皆さんに紅白の紙各1枚が配られ、仮屋の中央に分けて置いてある松の中から雄松1本と雌松2本を各自が取り、剪定鋏で根元を切り揃え紅白の紙で包みプラ紐で縛ります。これで松苗の出来上がりとなります
松苗作りが終わると本殿で松苗のお祓いが行われます。各自が自分で作った松苗を持って本殿に入り松苗を神前の階段下に置き並べます。次に巫女さんが右手に鈴、左手に閉じた扇を持って舞った後、置き並べた松苗を1本ずつ立てます。
松苗のお祓いが終わると、皆さんそれぞれ松苗を持って帰り、松苗は苗代の水口に立てます。
宮座の皆さん 田打ち
籾蒔き 紅白の紙
松苗作り 完成した松苗
祓いの舞 松苗を立てる