能登部下の獅子舞

【祭礼日】10月最終土曜日
【場 所】能登比咩神社(鹿島郡中能登町能登部下125甲29)

【日 程】10:00(神事)、10:30(渡御出発)、11:00(能登貴船神社)、12:00(三社様)、15:30(しあわせの里)、18:15~19:00(神社で獅子舞)

能登部上(ノトベカミ)の獅子舞を見学した後、能登部下の獅子舞を見学しました。能登部下には上出地区に子供獅子と大人獅子が各1頭、下出地区には大人獅子が1頭いて、上出・下出がそれぞれの地区を巡行し、途中、しあわせの里で合流した後、またそれぞれの地区を巡行します。

最後に能登比咩(ヒメ)神社で再合流し参道で火渡りした後に、拝殿前で上出地区が獅子殺しを、下出地区がヨソブリを同時進行で舞って大いに盛り上がるはずでした。今回はそれを期待して見学に行ったのですが、しあわせの里で舞う直前から土砂降りの雨となり、夜まで続いたため獅子の火渡りも獅子殺し・ヨソブリとも中止になり、神社では一舞しただけで終わってしまいました。

上出の子供獅子舞いは、法被・股引・地下足袋姿に化粧まわしを着けた舞い方6人が胴幕に入り、両手で胴幕を横に拡げて舞います。獅子あやしは、狩衣・裁着袴(タッツケバカマ)姿に華やかな烏帽子を被り、白い地下足袋を履き、五色の飾りの付いた撥を持って獅子をあやします。

上出の大人の獅子舞いは、狩衣・裁着袴(タッツケバカマ)姿に華やかな烏帽子を被り、白い地下足袋を履き、五色の飾りの付いた赤い棒をもった獅子あやしと、白一色の上着・裁着袴・地下足袋を身に着けた舞い方5人が胴幕に入り、両手で胴幕を横に拡げて舞います。町内巡行での獅子舞では、舞い方の1人が胴幕から出て紙吹雪を撒きます。また、しあわせの里での舞では、獅子あやしが白い鬼面を被ります。

下出の獅子舞いは、狩衣・裁着袴(タッツケバカマ)姿に華やかな烏帽子と赤い鬼面を被り、黒の地下足袋を履き、五色の飾りの付いた棒をもった獅子あやしと、黒一色の上着・裁着袴・地下足袋を身に着けた舞い方5人が胴幕に入り、両手で胴幕を横に拡げて舞います。どうやら上出は白色を、下出は黒色を意識しているようです。

 

  上出御旅所                                 上出子供獅子舞

 

上出獅子舞

 

しあわせの里(上出子供獅子舞)

 

しあわせの里(上出・下出獅子舞)

 

        火渡り用焚き火                       能登比咩神社(上出獅子舞)

祭りの栞(トップ)

 

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