石崎の奉燈祭(キリコ祭り)

【祭礼日】8月第一金~土曜日
【場 所】石崎八幡神社(七尾市石崎町ロ52)

【日 程】金曜日14:00~19:30(少年部奉燈移動)、15:30~18:00(小奉燈1基移動)、19:00~19:45・20:15~22:00(大奉燈1基移動)
土曜日14:00~15:10(大奉燈移動)、15:20~16:30(大奉燈6基堂前へ移動・乱舞)、16:30(神事)、17:10~18:00(堂前で乱舞)、20:00~24:00(大奉燈移動) 

『その昔、石崎(イッサキ)八幡神社の納涼祭(お涼み)で、京都祇園祭の流れを汲んだ山車が繰り出されていたが、度重なる大火に見舞われ中断を余儀なくされた。町の復興が整い始めた明治22年、山車に代わり、網すき(網大工)の口添えで奥能登から古いキリコを移入して再興したものが現在に受け継がれている。

大漁祈願・五穀豊穣はもとより火を恐れ鎮める神事としたことから「奉燈」と呼び、平成7年までは京都祇園社の例祭日にあたる旧暦6月15日に行われていた。』(石崎奉燈奉賛会案内書より)

キリコは背が高い直方体状の切子灯籠で、前面に漢字3文字の「キリコ吉祥文字」を配し、背面に「後美人」と呼ばれる武者絵などが施されています。上部には屋根や飾りが付いています。キリコ祭りは7~10月にかけて能登の約200地区で行われていますが、石崎のキリコは能登最大級の大きさです。

石崎のキリコは大奉燈が6基(東一~四区・西一~二区)、小奉燈が7基あり、大奉燈は重さ2トン、高さ12~15m、担ぎ棒の長さ約9メートルで100人で担ぎます。担ぐ時は「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」と威勢のいい掛け声を発します。担ぐのは男性だけで女性は見学だけです。大奉燈の乱舞は堂前(石崎八幡神社の東100mの交差点)で行います。

囃子方はキリコの前側に大太鼓1人と笛方3人、後ろに笛方5人が乗っています。笛方は殆どが女性で、移動中も乱舞の時も立ったまま囃します。

                             

西二区

 

東三区

 

東三区

 

御 輿                                     神 事

 

堂 前(キリコの後美人)

 

堂 前

 

堂 前


祭りの栞(トップ)

 

inserted by FC2 system