飯山のお涼み祭り(飯山神社)

【祭礼日】7月最終土曜日
【場 所】飯山神社(羽咋市飯山町カ53)

【日 程】11:30(曳山巡行開始=神社)、13:30(神事)、14:00(神輿渡御・こども獅子舞巡行開始=神社)、17:30(納涼夜店開店=飯山会館前)、18:00(アトラクション=飯山会館前)、20:45(打上花火=飯山新橋付近)、21:00(神輿の川渡し・茅の輪くぐり=飯山新橋付近)

「飯山(イノヤマ)のお涼み祭り」は五穀豊穣と無病息災を祈願する祭りで、曳山巡行・神輿渡御・こども獅子舞巡行・花火大会・神輿の川渡し・茅の輪くぐりと、多彩な行事が夜遅くまで繰り広げられます。

最寄りのバス停から飯山神社に向かう途中で巡行中の「飯山壮年団」の曳山に出会いました。昼前から巡行していて丁度昼の休憩中のようで、紺の長半纏・股引姿に鉢巻を締め地下足袋を履く10人ほどが曳山の周りに屯しています。

曳山は外輪二層構造で下層の四面は簾で覆われ、上層には高欄が設けられその前部には武者人形が飾られています。人形は毎年作り変えられ今年は「勧進帳富樫左衛門」ですが、雨除けのポリシートが被せられてよく見えません。高欄四隅の提灯や高欄下の提灯も全てポリシートが被せられています。

巡行を再開した曳山について行きますが、曳き手は壮年団の大人だけでこの時は子供たちはいませんでした。途中で曳山とは分かれ神社に向かいます。

神社拝殿前には神輿が置いてあり、13時30分から神職・氏子関係者と白丁姿の神輿担ぎ手10人余により神事が行われます。神事が終わるとこども獅子舞の一行が境内に入って来て獅子舞が奉納されます。

獅子は獅子頭が赤と黒の2頭で、それぞれ胴幕には男児4人が入り、大太鼓と笛の囃子に合わせて男児の「獅子あやし」とともに舞います。

獅子あやしは、菊花と桐紋入りの赤の腹掛け・裁着袴(タッツケバカマ)姿に鶏兜を被り、紅白の綾棒を持ち白足袋・草鞋を履いています。獅子の胴幕に入る舞方は、深紅の腹掛け・青の股引姿に鉢巻を締め、深紅の前垂れを着け白足袋・草鞋を履いています。

囃子方の笛吹きは青の法被姿の女児4人で、太鼓打ちは白丁姿の大人1人です。

獅子舞が終わると、神輿と獅子舞はそろって地区を巡幸し各所で獅子舞を披露します。15時頃になると降雨が激しくなってきたので見学をあきらめ最寄りのバス停に向かいました。

この後、夜には飯山新橋付近で打上花火・仕掛花火の中、「神輿の川渡し」が行われたあと、神事と「茅の輪くぐり」が行われる予定になっています。神輿が飯山川を渡るのは、神様にも涼んでいただこうということのようです。

 

     曳 山                             神事(飯山神社)

 

獅子舞(神社)

 

    獅子舞                            獅子舞の太鼓打ち

 

渡御中の神輿と獅子舞                         獅子舞の舞方    

 

    獅子舞                            獅子舞の笛吹き

祭りの栞(トップ)

 

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