青柏祭(大地主神社)

【祭礼日】5月3~5日
【場 所】大地主(オオトコヌシ)神社(七尾市山王町1-13)

【日 程】3日21:00(鍛冶町宵山)
4日1:00(府中町朝山)、8:00(魚町本山)、12:30(山王神社3町集合)、14:00(魚町戻り山)、15:30(府中町本山)、16:00(鍛冶町送り山)、19:30(府中町戻り山)
5日7:30(鍛冶町裏山)、9:30(魚町裏山)、11:15(食祭市場3町集合)、12:45(七尾駅前3町集合)、14:30(御祓川仙対橋3町集合)

青柏祭は、石崎奉燈祭・七尾祇園祭・七尾港まつりとともに七尾四大祭りのひとつで、国指定の重要無形民俗文化財であり、またユネスコ無形文化遺産に登録されています。

山車が現在のようになったのは、室町時代後期に能登国守護であった畠山義統の治世において行われたのが起源ともいわれますが定かではないようです。

青柏祭の名前の由来は、神饌を青柏の葉に盛って供える事からと言われています。

【デカ山】青柏祭には鍛冶町・府中町・魚町3地区からデカ山各1基が奉納されます。デカ山の高さ12m、前後の長さ13m、横幅4.5m、重量20トン、車輪の直径2m、重量2トンで、曳き山としては日本一大きいといわれます。デカ山全体の外装は150枚のむしろで覆われています。4月初めから約1ヶ月かけて組み立てられます。    

【辻廻し】デカ山の前方に長さ8mの樫の木の大梃子(オオテコ)を斜めに差し込んで、一方の先に若者が鈴なりになって乗り、てこの原理で曳山の前車輪を浮かせ、回転用の地車をはめ込んで辻を曲がります。

【木遣り】曳き出し唄(デカ山曳き出しの時に唄う)・道中唄(曳行中に唄う)・曳き込み唄(山王神社へ曳き入れる時に唄う)・大木遣唄(辻回しの時に唄う)・曳きつけ唄(終点に到着した時に唄う)の5曲あります。    

【花嫁のれん展】青柏祭のついでに、4月29日から5月第二日曜日まで、七尾市一本杉通りで開かれている花嫁のれん展を見学しました。

幕末から明治にかけて加賀・能登・越中では、花嫁が嫁入りの際、玄関先で実家と婚家の水を半分ずつ混ぜて飲み干し、実家の紋を入れた花嫁のれんを嫁ぎ先の仏間の入り口にかけ、婚家の仏前で手を合わせ「どうぞよろしくお願いします」とお参りしてから結婚式が始まったそうです。

加賀友禅を基調とした豪華絢爛な花嫁のれん百数十枚が、一本杉通りの商店・民家55軒の屋内に展示されています。  

 

締縄切り                                  神 事

 

鍛冶町

 

府中町

 

魚 町

 

辻廻し(魚町)

 

花嫁のれん展


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