おしはら祭り(八幡神社)

【祭礼日】3月3日
【場 所】八幡神社(輪島市町野町佐野マ12)

【日 程】10:00~10:20(神事)、10:25~10:30(おしはら祭り)

災害や不幸等の厄を押し払うことから「おしはら祭り」と名づけられたようです。10時から神事が始まり、幣束でのお祓いに続き、四方を御幣で囲った石油ストーブで温めた湯に笹束を浸しお祓いをします。

神事のあと、拝殿でけやきの板(厚さ1寸5分×長さ2間×幅1尺)2列の前に宮司さんと氏子参加者(各戸の代表者)13人が正座して並び、五穀豊穣・家内安全を願い、カツキの木の皮を剥いで作ったバイ棒でケヤキの板を叩きます。一切無言でひたすら15回と16回を交互に7度、合計108回叩きます。

バイ棒は、1ヶ月を1寸とし、1年12ヶ月分の長さ約36cm、直径約5cmで各家で毎年新調し、奉納者名を書きこみます。儀式は簡略化され、直会も御神酒と缶ビールと市販の袋菓子だけとなっています。

祭りの帰りに穴水駅から乗ったのと鉄道の車内に立派な雛段が飾ってありました。

 

佐野八幡神社                  祭壇

 

幣束でお祓い                 神事

 

バイ棒でケヤキの板を叩く

 

    バイ棒                 のと鉄道車内の雛飾り

祭りの栞(トップ)

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