坂本の神の踊り(五社神社)

【祭礼日】9月23日
【場 所】五社神社(揖斐郡揖斐川町坂内坂本3272)

【日 程】12:45~13:15(神事)、13:45~14:30(太鼓踊り)

揖斐川町では14の地区で、1月から11月までどこかの地区が太鼓踊りを奉納しています。このうち8地区では、割竹を扇形に編んで色紙で飾った「シナイ」を背負って踊りますが、坂本と諸家の「神の踊り」(太鼓踊り)ではシナイの代わりに白の御幣を背負って踊ります。

当日12時半頃、神社鳥居から踊り手7人が、列を組んで鉦・太鼓を打ち鳴らしながら宮入りし、社殿前で記念写真を撮ります。

本殿で神事の後、境内で神の踊りが奉納されます。踊りは全部で3曲あり輪になって踊ります。

踊り手の衣装は、白の小袖・裁着袴(タッツケバカマ)に手甲を着け黒足袋に草鞋を履いています。

太鼓打ち5人は胸に桶胴太鼓を付け背には御幣を負い、赤・青・黄・白・黒の五色の布を背に垂らしています。大人用の桶胴太鼓は直径が50cmほどあり、子供用はその半分くらいです。

采(サイ)持ちの采は大型の軍配の形で、緑地の中央に金の三つ巴の紋様が描かれ、采の縁は赤の紙片で飾られています。采持ちは御幣は背負いませんが、太鼓打ちと同じ五色の布を背に垂らしています。

太鼓打ちと采持ちは白の鉢巻を向こうしばりしていますが、鉦打ちだけは白の鉢巻をせず花笠を被っています。

踊り手はこの7人の他に2人いて、黒の礼服姿で采を持って踊ります。歌方3人は黒の礼服姿で、うち1人は花笠を被っています。

 

列を組んで宮入り                         社殿前で記念撮影

 

神 事                                 歌 方

 

    御幣を背負って踊る                   鉦を打ち踊る

 

采を持って踊る                           神の踊り全景

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