河鹿の賀喜踊り

【祭礼日】9月初旬の土・日曜日(3年毎=2014年)
【場 所】河鹿神社(郡上市八幡町河鹿1087-2)

【日 程】土14:00(浄願寺~河鹿神社)、日10:30(1区集会センター出発)、11:00~11:20(神社で嘉喜踊り)、13:30(2区集会センター出発)、13:50~15:30(神社で嘉喜踊り)

河鹿(カジカ)の賀喜(カキ)踊りは、700余年前源氏が平家を亡ぼした時、戦勝祝いに踊ったのが始まりとされています。

本祭当日、1区集会センターに集合した後、拍子木・出花(ダシバナ)・傘鉾・幟・鼻高・奴10人・神職・稚児武者3人・鉾2人・太鼓打ち4人・鉦打ち2人・笛方4人・オカメ2人・ヒョットコ・歌方数人・ササラ摺り2人・田打ち8人の順で、行列を組んで河鹿神社に向かいます。総勢60~70人です。

神社では、太鼓打ち4人と鉦打ちの2人が輪になり、これを大きく取り巻くように、鋏箱奴2人・槍奴4人・鉄砲奴2人・弓矢奴2人、ササラ摺り2人・田打ち8人・オカメと歌方・笛方が大きな輪になって、歌方の音頭と笛方の囃しで踊りながら少しずつ左に回ります。

奴は、段だら模様の紺袢纏と白の短パン姿で、白布を四つ折りにし両耳を立てて下へ垂らした鉢巻をして、鋏箱・槍・鉄砲・弓矢を差し上げたりします。

田打ちは、奴とほぼ同じ衣装に花笠を被り、柄の短い鍬を持って田を打つ所作をします。ササラ摺りは田打ちと同じ衣装で花笠を被り、ササラを手に持っています。田打ちは本来12人のところ、他地区の親戚縁者からの応援5人を含め、ようやく8人揃えたそうです。

太鼓打ちは、長さ4~5mのシナイを背負い胸に太鼓を付け、シナイをしならせて地を左に掃くように大きく振り回します。4人が揃って行うので呼吸が合わないとシナイがぶつかってしまいます。踊りの間、ヒョットコと鼻高が太鼓打ちの周りをうろうろしています。

境内での踊りが終わると、行列を組んで神社を退出し昼食休憩となります。そして午後、2区集会センターから再び行列を組んで神社に向かい、神社で午前中と同じ様に賀喜踊りを奉納します。

 

1区集会センターから神社へ               ササラ摺り        

 

  奴(槍・鉄砲・弓)                            河鹿神社      

 

        河鹿神社                           笛(2区集会センター)

 

 オカメ(2区集会センター)                   田打ち(2区集会センター)

 

2区集会センターから神社へ

 

河鹿神社

祭りの栞(トップ)

 

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