野尻の大神楽(八幡神社)

【祭礼日】9月第一日曜日
【場 所】八幡神社(郡上市和良町野尻508)

【日 程】13:00~16:00

和良町の太神楽は初めて見学します。野尻公民館で打ち出しの囃子を奏した後、長刀・馬追い・馬役4人・幟3本・舞子3人・神職・神楽台・獅子・締め太鼓・笛・鼓の順で行列を組んで、笛・太鼓を囃しながら八幡神社に向かいます。途中、薬師堂前で20分ほど太神楽を舞います。

太神楽は、笛5~6人・鼓4人・締め太鼓2台の囃子に合わせ、獅子と子供の舞子のササラ摺り1人・太鼓打ち2人が舞います。

獅子は、獅子頭持ちが胴幕に入り他の3~4人が竹の棒で胴幕を広く張っています。舞子は、丹色(ニイロ)の上衣と裁着袴(タッツケバカマ)を着け花笠を被り神楽台の前で舞います。神楽台の大太鼓の両脇には2本の幣束が立てられその間に太い注連縄が張られています。

笛・鼓・締め太鼓の囃子方は、全員羽織袴姿に鶏兜を被っています。締め太鼓は床几に載せて打っています。

行列が神社入口の鳥居前に着き、「馬追い」が「東西東西、八幡神社の・・・に付き神のお通り、そこのけそこのけ」と口上を述べると、馬役の少年4人が進み出て境内を周回します。太神楽の舞い場を確保しているようです。

馬追いは、紫の着物に裁着袴(タッツケバカマ)を着け折編み笠を被り、左肩に挟み箱を担ぎ右手に扇を持ち腰には刀を帯び茶色の瓢箪をぶら下げています。馬役の少年は、紺の奴半纏姿に折編み笠を被り顔には奴髭を描き、張り子の白と黒の馬頭を首から腹に吊り下げ、腰の後ろには馬の胴体を付けています。

その後、行列は宮入りしそのまま太神楽が15分ほど舞われます。神事のあと一旦休憩し太神楽が10分ほど舞われますが、再び馬追いが口上を述べ馬役4人が境内を周回します。その後、太神楽が15分ほど舞われ最後に舞台から盛大に餅投げが行われます。餅には景品番号が入っているようです。

 

 

  巡行行列                              馬追いと馬役

 

太神楽(薬師堂)

 

巡行行列                          馬追い      

 

馬が境内を周回する

 

     囃子方                              太神楽(神社)

 

太神楽(神社)                              餅投げ 

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