【祭礼日】9月29日
【場 所】恵那神社(中津川市中津川3786-1)
【日 程】10:30~12:00(神事)、12:15~12:25(壽式三番叟)、12:45~13:15(文楽)、13:30(餅投げ)
恵那文楽は、元禄年間(1688〜1704年)淡路国のくぐつ師が、美濃国に巡行し人形浄瑠璃を演じ、川上カオレ地区の人々に伝授したのが始まりとされています。
三番叟・文楽に先だって恵那神社例祭が行われます。浦安の舞も舞われましたが珍しく3人の舞でした。
文楽奉納殿で、最初に「壽式三番叟」が恵那文楽ジュニアクラブの小学生6人によって演じられます。一つの人形を3人の黒子が操ります。
次に、文楽「太功記十段目尼ヶ崎の段」が演じられます。あらすじは次の通りです。
尼となった皐月(武智光秀の母)の住む竹藪の庵室で、皐月と操(光秀の妻・武智十次郎の母)は出陣する十次郎のために、十次郎の許嫁の初菊と結婚式をあげさせ、祝言と初陣の杯を交わします。
十次郎が出陣していくと、光秀が旅の僧に化けた真柴久吉を追って登場します。光秀は隠れているはずの久吉を槍で一突きしますが、意外にもその槍にかかったのは母の皐月でした。皐月は苦しい息の下で、主君を討った光秀を諫めます。
浦安の舞 文楽奉納殿
壽式三番叟 太夫と三味線
初菊・光秀 操・十次郎・皐月
初菊・操・久吉 餅投げ