【祭礼日】8月12~13日
【場 所】中津川市中津川駅前通り
【日 程】12日19:30~20:30(納涼花火大会=中津川河畔桃山公園付近)、13日17:00(消防音楽隊パレード・中津商業高校バトン・子供みこし)、18:20(太鼓響演・楷梯操法)、19:00(風流おどり)、20:00(みこし練り歩き)
中津川市では、昭和40年代から花火大会などの「中津川夏祭り」が行われてきましたが、昭和62年(1987年)に市制35周年を迎えた際、「風流(フリュウ)おどり」を夏祭りに組み入れ、行事の名も「おいでん祭(サイ)」に変更されました。「おいでんさい」とは「いらっしゃい」という意味の当地のことばです。
この祭りに組み入れられた風流おどりは、旧苗木(ナエギ)藩主遠山家(現在の中津川市苗木地区)で発見された約400年前の絵図から復元された踊りだそうです。現在では、初日の夜に行われる「スターマイン」(連射連発の花火)の花火とともにおいでん祭のメイン行事になっています。
風流おどりには、苗木小学連・苗木龍神連・坂本中学連・落合子供連・神坂連・かやの木連・手賀野連など各地区で編成した15の連が参加しますが、小学連・中学連・子供連と名が着く連が六つもあるのが驚きです。
踊り連は長さ3mほどの色とりどりの幟を連ねて、揃いの浴衣や衣装を身に着けて、鉦・桶胴太鼓・笛で囃しながら中津川駅前通りを進みます。広い駅前通りを2連ずつそろって進むので全部の連を見学するのは難しいです。15の連で400人にもなるそうです。
この他に、太鼓響演や中津川市消防団苗木分団による「楷梯(カイテイ)操法」なども披露されます。
今年はJR中津川駅前の大提灯がリニューアルされました。また、今年3月11日の東日本大震災を受けて、「がんばろう日本!! がんばれ東北!!」の幟が数多く連なり、福島第一原子力発電所事故により被害を受けた福島県大熊町の小学生がおいでん祭に招待されたそうです。
大提灯 太鼓響演
楷梯操法 風流おどり
風流おどり
風流おどり 企業みこし