【祭礼日】4月3日
【場 所】水無神社(高山市一之宮町5323)
【日 程】13:00~13:40(生きびな行列巡行)、14:00(式典)、15:00(生きびな様紹介)、15:20(生きびな様の餅まき)
この祭りは昭和27年、養蚕豊鐃と地域農業の振興を祈念する春の養蚕業祭に、寒冷地のためにひと月遅れて行われるひな祭りをとり入れ、絹に象徴される女性の気品と幸福を祈念するために始まったそうです。
飛騨一円から選ばれた未婚の女性9人が平安朝の衣装をまとい、「内裏、后、左大臣、右大臣、五人官女」の生きびな様になります。赤鬼と青鬼を露払いに、雅楽を演奏する伶人、稚児、菱餅や酒杯を手にした巫女、生きびな様の女性9人、神官、奉賛会が続き、神社周辺1Kmを練り歩きます。
行列が終わると、生きびな様は社殿回廊を周回し式典が始まります。式典終了後、特設舞台で生きびな様の紹介と生きびな様の餅まきがあります。
神社の案内書きによると、『飛騨高山では、大正時代半ばになると、型でこしらえた素朴な土人形が盛んに作られ、この土人形の雛「山田焼」をかごに積んで売り歩く人の姿が見られた』そうで、案内書きの横に土人形の雛が沢山飾ってありました。
土人形の雛 赤鬼と青鬼
伶 人 稚 児
献 餅 巫 女
左大臣・右大臣 五人官女
内裏・后 回廊周回