粥川の大神楽

【祭礼日】4月12~13日
【場 所】星宮神社(郡上市美並町高砂1252)

【日 程】12日試楽13:00~13:45(神事=神明神社)、13:30~13:45(大神楽=鍵主宅)、14:00~14:15(大神楽=神明神社)、14:30~15:10(大神楽=星宮神社)、13日本楽13:30~16:00(神明神社での神事・大神楽共なし。星宮神社での大神楽のみ、16:00餅投げ)


星宮(ホシノミヤ)神社は、天暦年間(947~957年)村人に危害を加える妖怪さるとらへびを退治したとされる藤原高光により、高賀山麓の六ヶ所に創建された神社(高賀六社)の一つです。伝説によると、藤原高光がこの辺りまできたときに、道がわからなくなったが、粥川(カイガワ)谷の鰻が正しい道を教えたことにより妖怪を退治したといいます。高光は鰻を矢納が渕に放ち、神のお使いだから大切にするよう命じました。以来今日までこれが守り続けられ、大正13年「粥川ウナギ生息地」として国の天然記念物に指定されたとのことです。

【大神楽】大神楽の曲は概ね男舞で荒々しく舞いますが、「オカザキ」は女舞で優雅に舞います。この他に星宮神社で獅子起しがあり、獅子起しでは大神楽とは違う獅子頭と胴幕を使います。獅子起しは大矢の熱田神社(4月4日)、那比(ナビ)の新宮神社(4月14日)でも舞われています。12日は、神明神社と星宮神社で大神楽を舞った後、鳥居まで渡御しますがそのまま還御し、再び星宮神社で大神楽を舞います。

【囃 子】笛6人・鼓2人。屋台=大太鼓1人・小太鼓2人。

 

 神明神社へ神饌を運ぶ            鍵主宅から神明神社へ

 

神明神社

 

星宮神社                 獅子起し

 

星宮神社

 

  星宮神社                 鳥居まで渡御


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