斐太高校白線流し

【祭礼日】3月1日
【場 所】大八賀川(高山市三福寺町736 斐太高校前)

【日 程】12:30~13:30

斐太(ヒダ)高校は創立130年の伝統校で、白線流しは昭和13年(1938年)頃、自然発生的に数人の卒業生が始めたものとされています。

今年の卒業生は7クラス375人。卒業式が終わった後、学校に隣接する大八賀川(ダイハチガガワ)の学校側に在校生とブラスバンドが並びます。卒業生は先生の似顔絵などを書いた白い布地(縦1m×横2mほど)を先頭に、A~Gのクラス毎に合崎橋(アイザキバシ)を渡り大八賀川の対岸に並びます。

在校生・卒業生の挨拶等の後、在校生が送別歌を、卒業生が「巴城ケ丘(ハジョウガオカ)別離の歌」を合唱する中、卒業生はクラス毎に順番に、鉄パイプを組み立て川に突き出た櫓の上から、制帽(入学時に生徒会から贈られる)の白線とセーラー服のスカーフを1本に結び合わせた白線(結んだ長さ10mほど)を川に流します。この白線は下流になる合崎橋の下で在校生が拾い上げています。

巴城ケ丘別離の歌は、戦時中の在校生が出征する先輩を思って作った歌だそうです。

 

合崎橋を渡る卒業生

 

在校生(左)と卒業生(右)               ブラスバンド

 

在校生挨拶                                 卒業生挨拶

 

B組の白線流し

 

C組の白線流し

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