西乙原の大神楽(稲荷神社)

【祭礼日】3月第三日曜日
【場 所】稲荷神社(郡上市八幡町西乙原918)

【日 程】12:00(神事=神社)、12:50(打出し=西乙原公民館)、13:00(地区巡行)、14:00(大神楽=神社)、14:30(花奪い=神社)、14:40(大神楽=神社)、15:00(餅投げ)

12時過ぎ、高台にある稲荷神社で宮司と黒の礼服姿の関係者5人・ササラ摺り1人が参列した神事が行われます。稲荷神社には白山神社も合祀されているようです。

時間を置いて神社の下にある西乙原(ニシオッパラ)公民館で打出しの大神楽が舞われた後、御祭禮幟・幣束・獅子・警護2人・神楽台・締め太鼓2人・笛6人・鼓・花の順で行列を組んで、笛と太鼓を囃しながら45分ほど町内を巡行します。

神楽台の大太鼓を打つ神楽打ち男児2人と、獅子とともに舞うササラ摺りの男児1人は鶯色の軽衫(カルサン)姿に花笠を被り、巡行中は神楽台に乗っています。幣束を持つ東西呼ばり・警護役・鼓打ちは裃姿ですが、その他の皆さんは普段着姿で、笛方は緑の祭り半纏を羽織っています。

締め太鼓は2台ありますが、男児2人が背負子に締め太鼓を背負いこれを2人の大人が打ちます。他地区では、締め太鼓は神楽台か別の太鼓台に括りつけられているのが殆どなので初めてみる光景です。

宮入りした後、14時から大神楽が奉納されます。神楽台の横に締め太鼓を背負った2人が並びます。ササラ摺りは少し離れた場所で獅子と舞い、神楽打ちと混じることはありません。獅子の胴幕には獅子頭持ちを含め5~6人入ります。

大神楽が30分ほど奉納された後、2本の花が倒され花奪いが行われます。その後、再び大神楽が10分ほど奉納されます。最後に社殿石段の上から餅投げが行われます。

 

 大神楽(公民館)                               笛方(公民館)

 

   町内を巡行                                大神楽(神社)

 

大神楽(神社)

 

花奪い                                       餅投げ

祭りの栞(トップ)

 

inserted by FC2 system